スキージャーナルの8月号に触発されて俺がスキーを始め、今もって続けているのはなぜかを語ってみたい。
小学校の冬の体育の授業はスキーだった。冬の体育館は寒くて体を動かすには余りにも酷だろうし、せっかく天然の雪が外を覆っているのだからスキーをしないわけはない。1年生の時からスキー用具一式を担いで学校へ持って行って、体育館のギャラリーと言っていた2F部分に置いていた。そこの温度も零度近いだろうからスキーに付いた雪がシーズン最後まで溶けることはなかった。雲谷スキー場があこがれの場所だった。
当時はスキーに対してそんなに思い入れはなかった。上手く滑ることが出来なかったのも一つの理由だと思う。やらされていたといった方が正しい。スキー場に親に連れて行ってもらったことも覚えているだけで2回。余りいい思い出ではない。
中学時代はアルペンスキーから離れ、ノルディックスキーを部活の冬のトレーニングの一環で楽しんだ。ここでスケーティングの基礎を徹底的にたたき込んだと言っても過言ではない。公立中学の備品なので決していい用具ではなかったと思う。ブーツはゴム製で、紐が付いている。板はKAZAMA製だったが見た目にぼっちい。
高校時代は全くスキーに触れることもなかった。興味もなかった。メディアにもスキーが取り上げられることもなかった、今も少ないが・・・。浪人時代はそんなところではなかった。
大学時代が分岐点になった。北海道から来ていた同級生が多いことと、大鰐温泉スキー場が近場にあったこと。鰺ヶ沢スキー場、百沢スキー場とオリンピック選手を多く排出したスキー場が近くにあり、お金の面でも何とかスキーに行くことが出来る余裕も出てきた。何よりスキーがしたいという思いが強くなった。当時深夜帯でW杯アルペンの放送もしていたり、世界選手権が雫石で行われたり、全日本が大鰐で行われていたりと世界トップの技術を見ることが出来たことも幸運だった。何よりも周りがスキーをしていたという環境が一番かもしれない。車を買ったのはスキーに行きたい為だったといっても過言ではなかった。へたくそだったけれど時間いっぱい滑ることが出来た。
社会人になってからは土日の休みの日にしかスキーには行けない環境になった。それでも1時間以内にスキー場が点在している環境はむしろ喜ぶべき環境。昨期は平日ナイターも行くことが出来た。
最近はスキーをしているときが一番楽しいと感じる。それはなぜかと考えると、他に何も考えずに滑っているから。それなりに滑ることが出来、それなりのコースに入ることが出来る達成感と上手く滑ることが出来なかった時の反省と対応の連続。目標が永遠にあるという点で飽きが来ないというのが一番のお気に入りだと思う。
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